2007年4月より、携帯電話・スマートフォンなど発信された緊急通報に対して、発信者の現在地情報を通知する仕組み “緊急通報位置通知” が登場しました。直接的な関連があるかは不明ですがAndroidスマートフォンでは設定の “緊急位置情報サービス” でオン/オフを切り替えられるようになっているので、念のため見直しておくと良いでしょう。
緊急通報位置通知とは?
緊急通報を行った際、何らかの理由によって現在地が伝えられない場合でも携帯電話・スマートフォンの位置情報サービスを利用して発信者の現在地を特定するための仕組みです。
日本では2007年4月より導入され賛否両論がありますが、事件・事故などに巻き込まれた際には何かの助けになる可能性はあります。また、ここ何年か比較的に大きな災害が発生することが多いので、頭に入れておくと何かの役に立つかもしれません。
位置通知は自動的に行われるようであり、なおかつ必要と判断されれば強制的に動作するようなので、ユーザー側が改めて設定する必要はありませんが、Androidスマートフォンの設定には緊急位置情報サービス(ELS)があり、オン/オフが切り替えられるようになっています。この設定が日本国内で有効化は定かではありませんが、海外旅行など対応する地域を訪れる可能性もあるので見直しておくと良いでしょう。
ELSを設定する手順
- 設定より『位置情報』をタップします。
バージョンによっては “セキュリティと現在地情報(ロック画面とセキュリティ など)” の『位置情報』をタップします。
- 位置情報の “詳細設定” より『緊急位置情報サービス』をタップします。
- 緊急位置情報サービスよりオン/オフを切り替えます。
画像は “オン” の状態でタップすることでオン/オフが切り替わります。
ELSを設定するやり方は以上です。
スマートフォンにおける位置情報サービスは、システムの性質上で絶対的では無いため「口頭でも伝える」などできる限りの数多くの行動をするようにしてください。