Google I/O 2017にて発表された “Googleアシスタント” が、2017年6月下旬に手持ちのXperia X Compactでも使えるようになったので、実際に使ってみました。
Googleアシスタントってなに?
Googleが2017年5月18日より行った “Google I/O 2017” にて発表した人工知能のエージェントサービスです。音声認識が組み込まれており、起動させ話しかけるだけで回答を表示してくれます。
2017年5月下旬より、対応端末は順次に利用できるようになりますが、6月下旬に所有しているXperia X Compactでも使えるようになりました。
特に通知されることは無く、Now on Tapを起動したところGoogleアシスタントが起動したので、まだ試していない人は起動してみると良いでしょう。
Googleアシスタントの使いかた
使いかたは簡単で、端末に備わっているホームボタンをロングタップ(長押し)するだけでGoogleアシスタントが起動します。起動したGoogleアシスタントは音声認識の待ち受け状態(初回のみチュートリアルが表示される)になるので、質問を音声で投げかけてみましょう。
参考 スマートフォンの画面に表示される『もの』の名前はなんですか
また、登場した当初は音声入力しか受け付けなかったですが、文字入力も受け付けるようにバージョンアップしました。
Now on Tapは使えなくなった?
「ホームボタンのロングタップ(長押し)」と言えばNow on Tapを起動する操作でしたが、Googleアシスタントが利用できるようになった機種ではNow on Tapは利用できなくなってしまいました。個人的には意外と多用していたので少々残念ですが、Now on Tapの機能でもあった画面の検索とスクリーンショットの共有はGoogleアシスタントでも利用でき “画面の検索” をタップすれば、これまでのNow on Tapと同様に画面から情報を引き出してくれますし “スクリーンショットの共有” をタップすれば画面を画像で保存(スクリーンショット)することができます。
Googleアシスタントは音声による操作が基本と思われがちですが、これまでのNow on Tapのようにある程度はタップ操作でも利用することができます。音声認識による操作は敷居が高いと思う人も多いですが、音声を使わなくとも操作は可能なので試してみてはいかがでしょう。
参考 ホームボタン長押しで “Google検索ボックス” を表示させる方法
参考 スマホのホームボタン長押しで表示される機能を無効にする方法