現金やクレジットカードなどからチャージして使う “おサイフケータイ” を面倒に思ったことは無いでしょうか。NTTドコモが提供する電子マネー「iD」であれば、後払い方式(ポストペイ方式)なので、残高を気にせず使用することができます。
電子マネー「iD」ってなに?
NTTドコモが提供している “おサイフケータイ” を利用するための決済プラットフォームです。勘違いしやすいですが「iD」自体は決済能力の無い入れ物(要するにおサイフ)であり、所持しているクレジットカードなどを登録して支払い(決済)を行います。
「おサイフケータイ」と言うと、現金やクレジットカードなどからチャージするのを想像しますが、前述したように「iD」と言う入れ物に入れて登録したクレジットカードを使っているだけなので後払い方式(ポストペイ方式)となります。
そのため、いちいちチャージする必要が無いので「残高が無くて使えなかった」と言ったこともありませんし、オートチャージのように自動的に一定金額が入金される訳でも無いので「頻繁に使わないからチャージしたくない」と言った場合にもオススメです。
また、クレジットカードを使用するのと違い決済時にサインが必要ないので、他の “おサイフケータイ” と同様にリーダーにかざすだけで決済が完了します。
クレカが無くても使える
前述したように「iD」にはクレジットカードを登録して使用しますが、dカード(
dカード GOLD)や提携クレジットカード(三井住友VISAカード
など)を所持していなくとも、NTTドコモで “ドコモケータイ(ガラケー)” もしくは “ドコモスマートフォン” の回線契約をしていればクレジットカード不要の “dカード mini” で利用することができます。
この “dカード mini” は、ドコモ利用料金と合算請求(後払い)となるiD専用の決済サービスで、契約ユーザーの利用状況に応じて数千円から数万円を利用することができます。クレジットカードと同様に “審査” はありますが、「契約して間もない」や「未払い金がある」と言った特定の理由が無い限り、申し込みと同時に審査完了となることがほとんどでしょう。
参考 dカードminiの “ご利用上限額” を変更する方法
参考 dカードminiの『ご利用明細』を確認する方法
電子マネー「iD」を使うには?
スマートフォンから使う
おサイフケータイの1つとして紹介されることが多いので、一般的に良く使われている手段でしょう。
これまでの『iD』は、NTTドコモで契約した “ドコモケータイ(ガラケー)” もしくは “ドコモスマートフォン” での利用しかできませんでした(SPモードでの利用が必須だったため)が、2016年4月より “Wi-Fi” や “MVNO(格安SIM)” などNTTドコモのSPモード以外から接続して利用できるようになりました。そのため、SIMフリースマートフォンなどでもアプリをインストールすれば使用することができます。
アプリ iDアプリ – Google Play の Android アプリ
クレカから使う
スマートフォンから “おサイフケータイ” として使用するだけでなく、一体型カードであればクレジットカード単体で「iD」として決済できます。一体型カードを提供しているカード会社は多数ありますが、代表例としてはNTTドコモが提供するdカード(
dカード GOLD)はもちろん、三井住友VISAカード
などがあります。
ネットショッピングで使う
店舗で使用するだけでなく、対応したインターネットショッピング(Amazonなど)で決済に利用することができます。そのため、これまで「コンビニ払いを選択していた」と言った場合でも、外出することなく決済を完了させることができます。
参考 Amazonとドコモの電子マネー『iD』の相性が抜群だった
NTTドコモの電子マネー「iD」は、クレジットカードと同じように後払い方式(ポストペイ方式)ですが、他の “おサイフケータイ” と同様に少額の決済(コンビニなど)にも使いやすいです。そのため、ポイントもどんどんたまっていくので非常にコストパフォーマンスが良くオススメします。