Android 9 Pieに搭載された新機能の1つに “Digital Wellbeing” がありますが、この中に「アプリの使用時間を制限する」と言うタイマー機能が搭載されています。「スマホ依存」と言う言葉が生まれるほどに、現代人はスマートフォンを長時間利用する人が多いようなので、対策としてアプリタイマーを設定してみると良いかもしれません。
使用できない時間を作る
「無意識にスマホを操作してしまう」「スマホゲームがやめられない」などスマートフォンから離れられない人が増えているようです。
学生であれば試験前など勉強しなくてはならない場合があり、社会人でも当然に仕事をしなくては生活ができなくなってしまうので、それらの時間をスマートフォンに取られてしまうと、やはり生活へ何かしらの影響を及ぼしてしまいます。
そのため、利用時間を制限したいところでしょうが、依存というのは自分自身で何とかしようとしても難しい面があるので、Android 9 Pieから新しく追加されたDigital Wellbeingのアプリタイマー機能を使って、アプリの使用時間を制限をすると効果的かもしれません。
アプリタイマーを設定する手順
Pixel 3に搭載されたAndroid 9 Pieを例とします。他の機種やバージョンでは操作が異なる場合があります。
- 設定より『Digital Wellbeing』をタップします。
- Digital Wellbeingの “端末の使用頻度を制限する方法” より『ダッシュボード』をタップします。
- ダッシュボードの対象のアプリより『▼』をタップします。
- 表示されたリストより “時間” を指定します。
アプリタイマーを設定するやり方は以上です。
設定した時間になると?
アプリタイマーによって設定した時間が迫ってくると 通知 が表示され「あとどれくらい使えるか?」がわかるようになります。制限時間に達すると ダイアログ が表示され、以後の使用はできなくなります。
また、アプリアイコンがグレーアウトされ「使えなくなったアプリ」がわかるようになっています。
常に手元にあるスマートフォンは何かと手に取ってしまいがちですが、使えないとなれば他のことに集中しやすくなるかもしれません。