同じ機能を持つAndroidアプリを複数インストールしていると “今回のみ(一回のみ)” や “常時(常に)” などと選択するダイアログが表示れることがあります。これは「デフォルトアプリ(標準アプリ)として設定するか?」を問われており、設定しても後から変更することができます。
デフォルトアプリとは?
Webサイトを閲覧するブラウザには “Google Chrome” を始め “Firefox” など複数のアプリが存在しています。このように同じ機能を持ったアプリでも、スマートフォン本体には複数インストールすることができ使い分けることが可能です。しかし、この場合には不都合が生じることがあります。
例えば「メールに記載されたURLをタップした」際にはブラウザが自動で起動するようになっていますが、2つのブラウザがインストールされていると、自動起動するべきアプリがわかりません。
そのため、このような場合にはアプリを選択するダイアログが表示され “今回のみ(一回のみ)” や “常時(常に)” などと標準で利用するアプリ(デフォルトアプリ)をユーザー側が決めることができるようになっており、これをデフォルトアプリ(標準アプリ)と呼んでいます。
デフォルトアプリを設定する手順
- 設定より『アプリと通知(アプリ)』をタップします。
- アプリと通知(アプリ)の “詳細設定” より『デフォルトアプリ(標準アプリ)』をタップします。
- デフォルトアプリより『アシストアプリ』『ブラウザアプリ』『ホームアプリ』『電話アプリ/発信者番号/迷惑電話アプリ』『SMSアプリ』などをタップします。
- 表示された一覧より『(任意のアプリ)』を選択します。
画像は『ブラウザアプリ』の場合です。
主要なデフォルトアプリを設定するやり方は以上です。
これら以外のアプリは使用時にダイアログなどが表示され『今回のみ(一回のみ)』や『常時(常に)』などと選択します。
『今回のみ(一回のみ)』を選択すると以後も同様にダイアログが表示されますが『常時(常に)』を選択すれと以後はダイアログが表示されないようになります。この時、デフォルトアプリを変更したくなった場合には、アプリ情報より設定を消去します。
デフォルトアプリの設定を消去する手順
- 設定より『アプリと通知(アプリ)』をタップします。
- アプリと通知(アプリ)より『〇個のアプリをすべて表示』をタップします。
- アプリ情報より『(対象のアプリ)』をタップします。
対象のアプリが “システムアプリ” の場合には表示させる操作が必要です。
- 対象のアプリ情報の “詳細設定” より『デフォルトで開く』をタップします。
- デフォルトで開く の “その他のデフォルト” より『設定を消去』をタップします。
デフォルトアプリの設定を消去するやり方は以上です。
この “デフォルトアプリ(標準アプリ)” の設定を覚えておかないと、意図しないアプリが起動してしまって使い勝手が悪くなるので使いこなせるようにしておくと良いでしょう。
また、勝手に登録してしまい「選択ダイアログが表示されない」と言う機種もあるようで、この場合にはアプリで制御することもできます。