データ通信量が少ないプランが登場しつつある昨今で「データ通信量の削減を優先したい」と言う場合には、バックグラウンドで行われるデータ通信量を削減するためデータセーバーを有効にすると良いでしょう。
iPhoneでも同様のことができます。
データセーバーとは?
スマートフォンでは起動しているアプリ以外にも裏(バックグラウンド)で動作しているアプリが多数あり、それらによってデータ通信が行われると「データ通信量が思ったより多い」と言ったことがあります。
このため、Android 7.0 Nougatよりアプリによるバックグラウンドでのデータ送受信を抑制できる機能が登場し、これをデータセーバーと呼びます。
データセーバーを設定する手順
Android 8.0 Oreoを搭載したXperia XZ1 Compact SO-02Kを例とします。他の機種やバージョンでは操作が異なる場合があります。
- 設定より『ネットワークとインターネット』をタップします。
- ネットワークとインターネットより『データ使用』をタップします。
- データ使用より『データセーバー』をタップします。
- データセーバーより “スイッチ” を操作してオン/オフを切り替えます。
データセーバーをオンにするとステータスバーにアイコン(〇に+)が表示されます。
- データセーバーの対象外にしたいアプリがある場合には『データ通信を制限しないアプリ』をタップすると一覧からオン/オフを切り替えられます。
データセーバーを設定するやり方は以上です。
データセーバーを有効にすることで、どの程度の削減(節約)ができるかは使用状況によって異なります。そのため、従量制など使った分だけ料金が発生するプランを利用している場合には、データ通信に上限を設けるなどして2重3重の対策をお勧めします。