Androidスマートフォンの電話帳(連絡帳)アプリには自分自身の情報を登録しておく機能があり “電話番号” や “メールアドレス” はもちろん、自分の健康状態を記載できる “緊急時情報” も登録しておくと安心かもしれません。
自分の情報を登録することのメリット
自分自身の連絡先を「覚えていない」と言う人は少数派かもしれません。
そう言った意味では自分自身の連絡先をスマートフォン本体に登録しておくことは無意味に思われがちですが、登録しておくことで連絡先の交換や各種アプリとの連携をする場合などに便利に使えるかもしれません。
また、Androidスマートフォンには “緊急時情報” と称して自分自身の体に関する状態はもちろん、緊急の連絡先などをロック解除なしで表示させる機能が搭載されています。
連絡先に自分の情報を登録する手順
- 連絡帳アプリより『三(サイドメニューアイコン)』をタップします。
- 表示されたサイドメニューより『設定』をタップします。
- 設定より『自分の情報』をタップします。
- 表示された自分の情報より『連絡先を編集(ペンのアイコン)』をタップします。
- 自分の情報を編集し『保存』をタップします。
連絡先に自分の情報を登録するやり方は以上です。
自分自身のデータは使う機会は少ないかもしれませんが、いざ連絡先を交換することになった場合などに使えるので登録しておくと良いでしょう。
緊急時情報を使う手順
登録する
- 設定より『端末情報(デバイス情報)』をタップします。
端末情報は “システム” の配下に位置している場合があります。
- 端末情報より『緊急時情報』をタップします。
- 緊急時情報より『(医療に関する情報)情報を追加する』や『(緊急連絡先)連絡先を追加』をタップします。
全てを削除したい(リセットしたい)場合には、三点リーダー(3つの点)より『すべて削除』を選択します。
- 必要な情報を入力・選択します。
すべての項目において必須入力では無く、登録された項目のみ表示されます。
緊急時情報を入力するやり方は以上です。
表示する
- ロック画面(解除)より『緊急通報』をタップします。
- 緊急通報より『緊急時情報』をタップします。
誤作動を防止するためか、1度のタップでは開かないようになっているので画面の指示に従って操作してください。
- 緊急時情報が表示されます。
所有者によって登録されていない場合には何も表示されません。
スマートフォンのロック中に自分自身の緊急情報を表示するやり方は以上です。
不測の事態に備えて
事件や事故はもちろん病気などのトラブルに見舞われることは誰にでも起こりえることです。
このような緊急事態には応急措置などが試みられますが、人の体は1人1人に異なった事情を抱えていることもあるため、それを知ることが初期対応において重要になってきます。
また、家族への連絡先などはスマートフォンに登録されているでしょうが、昨今ではスマートフォンをロックしている人も多いため、ロックを解除しなければ周囲の人は知りえない状態になります。
自分自身に意識があれば自分の口から伝えることができますが、それができないような状態になった時でも、周囲の人間がある程度の情報を知りえるよう準備をしておくことが大切です。自分自身のために登録しておくことはもちろん、必要な際に閲覧できるよう操作を覚えておくことをオススメします。