Androidスマートフォンに搭載されている “USB(USB Type-Cなど)” は「本体の充電」などに使いますが、USBケーブルで接続されたデバイス(スマートフォンなど)を逆に充電することができます。いわゆる “モバイルバッテリー” として使えます。
USB接続できる機器
AndroidスマートフォンのUSB(USB Type-Cなど)は、マウスやキーボードを接続して使うことができます。このとき、接続されているデバイス(機器)の電源は、当然にスマートフォン本体か供給されており、これによりスマートフォンに搭載されているUSBには「電源を供給する機能」が搭載されていることがわかります。
このため、2台のスマートフォンをUSBケーブルで接続すると、バッテリーが「多く残っている機種」から「乏しい機種」へなど充電することが可能になります。
この機能は、比較的に古い機種でも可能な場合が多いですが、昨今では本体の設定より充電の向きを制御できるようになっていることが多いです。
USB接続で動作する扇風機も回ります。
モバイルバッテリー化する手順
マウスやキーボードなど電源を要求するデバイスの場合、USBケーブルを接続するだけで電源が供給されますが、スマートフォン同士など両方に供給する能力がある場合などは「AからBへ」「BからAへ」など切り替えることができます。
USBケーブルで接続する
「充電」かつ「データ転送」ができるケーブルがオススメです。今回は以下を使いました(USB Type-C同士の場合)。
供給・充電する側を切り替える
- 通知領域より『Androidシステム』の通知をタップします。
「USBで接続された端末を充電しています」や「USBファイル転送モード ON」などと表示されている通知です。文言は異なる場合があります。
- USB設定より『接続端末の充電』のオン/オフを切り替えます。
供給する側(モバイルバッテリーと見なすデバイス)を『オン』または充電する側を『オフ』にします。一方を切り替えれば他方は自動的に切り替わります。
- ステータスバーより “充電状態” を確認します。
モバイルバッテリー化するやり方は以上です。
逆になってしまった場合でも、どちらかのスイッチを切り替えるだけなので、少しわかりにくいですが落ち着いて操作すれば問題は無いでしょう。
スマートフォンを何台も持ち歩いている人は少数派でしょうが、タブレットなどを使えば大容量モバイルバッテリーの代わりができるかもしれません。