Androidスマートフォンなどでは、過去に接続したことのあるWi-Fiは接続情報(アクセスポイント)が保存され自動接続されるようになっていますが、意図しない場所で接続されてしまうとトラブルが発生することがあるので「自動接続する(オン)」「自動接続しない(オフ)」を切り替えられるようになっています。
iPhoneでも同様のことができます。
Wi-Fiへ自動接続
Androidスマートフォンでは、Wi-Fiに接続すると接続情報(アクセスポイント)が保存され、その後は自動接続されるようになります。
自宅や会社など信頼できるWi-Fiであれば良いですが、カフェなどのフリーWi-Fiスポットの場合には様々な場所で電波が発信されているため、自分の意図しない場所で接続されてしまうことがあります。
安全で安定した通信ができれば問題ありませんが「接続はできるが通信できない(メール・メッセージが届かない)」と言った不都合が生じてしまうことがあるので、必要に応じて手動で接続するように設定すると良いでしょう。
Wi-Fiの自動接続を設定する手順
Android 11より標準の機能として搭載されました。Android 10以下では一部の機種(Xperiaシリーズなど)に独自の機能として搭載されていることがあります。
Android 11,12の場合
- 設定より『ネットワークとインターネット』をタップします。
- ネットワークとインターネットより『Wi-Fi(インターネット)』をタップします。
- Wi-Fiより『保存済みネットワーク』をタップします。
- 保存済みネットワークより『(対象のWi-Fiアクセスポイント)』をタップします。
- 対象のWi-Fiアクセスポイントの “詳細設定” より『自動接続』のオン/オフを切り替えます。
Android 10の場合
Xperiaシリーズを例とします。他の機種では操作が異なる場合があります。
- 設定より『ネットワークとインターネット』をタップします。
- ネットワークとインターネットより『Wi-Fi(インターネット)』をタップします。
- Wi-Fiより『Wi-Fi設定(ネットワーク設定)』をタップします。
- Wi-Fi設定の “詳細設定” より『自動接続』をタップします。
- 自動接続よりオン/オフを切り替えます。
自動接続させたくない場合には “オフ” にします(グレーアウト)。
Wi-Fiの自動接続を設定するやり方は以上です。
誤って接続しないよう不要なWi-Fiアクセスポイントの接続情報は削除することをオススメします。
また、パスワードなどが設定されていないようなWi-Fiに自動的に接続されてしまう場合には、パブリックネットワーク(オープンネットワーク)への自動接続をオフにすると良いでしょう。

AndroidスマホのWi-Fiを自動でオンにして接続する方法
Androidスマートフォンでは過去に「エリア連動Wi-Fi」と呼ばれる機能がありましたが、Wi-Fiの省電力化によって無くなってしまいました。しかし、Android 9 Pie以降には同様の機能が搭載されており[既知のネットワーク(過去に