キャリア(NTTドコモやauにソフトバンクなど)以外が販売するAndroidスマートフォンを使用する場合や、格安SIM(MVNO)を使う場合には “APN(アクセスポイント名)” の設定が必要な場合があります。APNはプリセットされていることも増えてきましたが、手動で入力する場合もあります。
APNとは?
Access Point Name(アクセスポイント名)の略で、スマートフォンがインターネットなどの通信を行うための接続先です。
このAPNは、NTTドコモを始めauやソフトバンクなどのキャリアで購入したスマートフォンでは特に意識する必要はありませんが、SIMフリースマートフォンや格安SIM(MVNO)を使う場合には “スマートフォン本体” と “回線” が1対1にならないため、ユーザー本人が設定する必要があります。
設定は手動で入力することも多かったですが、比較的に新しい機種では最初からプリセットされているので、選択するだけで接続できるようになります。また、プリセットされていない場合でも、これまでと同様に手動で入力することができます。
APNを設定する手順
- 設定より『ネットワークとインターネット』をタップします。
- ネットワークとインターネットより『モバイルネットワーク』をタップします。
- モバイルネットワークの詳細設定より『アクセスポイント名』をタップします。
プリセットから選択する
新規登録する
- APNより右上の『三点リーダー(3つの点)』をタップします。
- 表示されたメニューより『新しいAPN』をタップします。
- アクセスポイントの編集より『(必要事項)』を入力します。
入力項目は契約サービスによって異なります。
- アクセスポイントの編集より『三点リーダー(3つの点)』をタップします。
- 表示されたメニューより『保存』をタップします。
- APNより『(対象のアクセスポイント名)』を選択します。
APNを新規登録するやり方は以上です。
新規登録したAPNで接続できない場合は入力ミスがほとんどで、特にコピー&ペースト(コピペ)した際のスペースなど見えない文字が入ってしまうことがあるので注意してください。
削除する
APNを削除するやり方は以上です。
また、プリセットされたAPNを誤って削除してしまった場合には、リセットして復活させることができます。
リセットする
- APNより右上の『三点リーダー(3つの点)』をタップします。
- 表示されたメニューより『初期設定にリセット』をタップします。
APNをリセットするやり方は以上です。
入力に間違いが無ければ、アンテナ表記に『LTE』もしくは『4G』、『H』、『3G』などと表示されます。ブラウザなどでインターネットにアクセスして正常に接続できるかを一度確認しておくと良いでしょう。もし、接続できない場合は入力項目に間違いがありますので見直してください。