格安SIM(MVNO)などでは、専用アプリを使うことで「通話料金が安くなる」と言うサービスが行われていることがありますが、Androidスマートフォンではアプリを使わなくとも “プレフィックス番号” を付与することでサービスを利用することができます。
iPhoneには同様の機能は無いようです。
専用アプリとプレフィックス番号
格安SIM(MVNO)などで電話をかける際には、通話料金が安くなる専用の通話アプリを使うことが推奨されています。
これらのアプリを使って電話をかけると、対象の電話番号の前にプレフィックス番号が付与されます。このため、アプリを使わなくとも “プレフィックス番号” を付与すれば、通話料金が安くなるサービスを利用することができる場合があります(サービス内容を良く確認してください)。
専用アプリを使うのが簡単ですが、何らかの理由によって使えない場合に便利でしょう。
プレフィックス番号とは、電話番号の先頭に付与する意味ある番号で、身近なところでは “184(非通知電話)” などがあります。
プレフィックス番号を追加する手順
- 設定より『通話設定』をタップします。
- 通話設定より『プレフィックス設定』をタップします。
- プレフィックス設定より『+』をタップします。
既存のプレフィックス番号を “編集” や “削除” する場合はロングタップ(長押し)します。
- プレフィックスを追加より “名称” や “番号” を入力し『OK』をタップします。
プレフィックス番号を追加するやり方は以上です。
電話番号にプレフィックス番号を付ける手順
機種やバージョンによってはタップした時点で電話が発信されてしまうので注意してください。場合によっては確認アプリなどの導入をオススメします。
- 連絡帳アプリより『(対象の連絡先)』をタップします。
通話履歴(着信履歴/発信履歴)から折り返す場合は『(対象の電話番号)』をロングタップします。
- 対象の連絡先より『(電話番号)』をロングタップします。
- メニューより『プレフィックスを追加』をタップします。
- プレフィックスより『(対象のプレフィックス)』をタップします。
電話番号にプレフィックスを付けるやり方は以上です。
「常にプレフィックス番号を付ける」と言うことはできないようなので、その場合には専用アプリを使うかサードパーティ製アプリ(Quick電話帳など)を使うと良いでしょう。