MVNO(格安SIM)の登場により海外で販売されているSIMフリーなグローバルモデルの需要が高まっています。これらのスマートフォンを日本国内で使用するためには “技適マーク” が必要ですが、技適マークはどのように確認すればよいのでしょうか?
iPhoneでも同様に確認できます。
『技適マーク』ってなに?
日本で使用するスマートフォンには『技適マーク』が付いている必要があります。
技適マークとは、日本国内で電波を発信するためには法令により「技術基準適合証明」または「技術基準適合認定」の一方もしくは両方の認証を受ける必要があります。この認証を受けた機器には、認証を証明する以下の “技適マーク” が付けられます。ちなみに、もし仮に認証を受けずに電波を発信した場合には電波法違反になる恐れがあります。
そのため、海外で販売されているスマートフォンを購入し日本国内で使用する場合には『技適マーク』の有無を確認する必要があります。以前までの技適マークは「見やすい箇所に表示を付さなければならない」と言う決まりがあったため、本体に直接 “刻印” がされていたりバッテリーを収める内側(バッテリーが外せる機種)にシールが貼ってあったりしました。しかし、昨今では「ディスプレイ上にソフトウェアで表示可能」と言うことになったため、設定から閲覧することができるようになっています。
技適マークを確認する手順
- 設定より『端末情報(デバイス情報)』をタップします。
端末情報は “システム” の配下に位置している場合があります。
- 端末情報より『規制ラベル』をタップします。
- ダイアログより “技適マーク” を確認できます。
技適マークを確認するやり方は以上です。
2016年5月21日に電波法が改正され、技適マーク無し端末でも条件付きで使用できるようになりましたが “訪日外国人向けの施策” がメインのようで、細かく確認する必要があるので今回の記事では触れていません。詳細を知りたい場合には総務省のページを参照してください。