Xperiaのカスタムをしているとadbで接続する機会が多くあります。そんなときにはUSBケーブルでパソコンと接続していますが、接続すると充電が始まってしまいバッテリーの劣化につながってしまうような気がするのでワイヤレスで接続できないものかと調べてみました。
root化及びそれに関連する事はすべて自己責任です。何がおきても一切の責任は負いません。
必要なもの
- rootedな端末
- adbWireless.apk
- Wi-Fi環境
事前準備
adbWireless.apkのインストール
adbWireless.apkはgoogle playには登録されておらずインターネット上からダウンロードして端末から直接インストールする必要があります。インストールする方法は「インターネット上からダウンロードしたapkファイルをインストールする」を参照してください。
adbをワイヤレスで接続する
adbWirelessの起動
パソコンからadb接続
- コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。接続先スマートフォンのIPアドレスはadbWiressの画面に表示されているものを入力します。
> adb connect [接続先スマートフォンのIPアドレス] * daemon not running. starting it now on port 5037 * * daemon started successfully * connected to [接続先スマートフォンのIPアドレス]
- connected to [端末のIPアドレス]と表示されればワイヤレスでの接続は成功です。しかし、接続しているだけなので次にShellを起動します。
> adb shell
- 『$(または#)』が表示されれば成功です。
$
adbWirelessの終了
adbWirelessの赤いボタンをタップすると緑のボタンに戻り接続が切断されます。
まとめ
いちいちUSBケーブルを接続しなくてもWi-Fiを使ってワイヤレスでadb接続をすることができました。バッテリーの健康状態にも少しは貢献するのではないでしょうか。